いなばのゆるぽた旅

自転車旅を振り返ります

47都道府県制覇 10年間の自転車旅を振り返る

2026年9月13日、私は初めて鳥取県に足を踏み入れた。

 

2016年4月に大学のサイクリングサークルに所属してから10年あまり、全国を走り続けて遂に47都道府県をロードバイクで走ることを達成した。

過去巡った場所に星をつけているGooglemapは、星に埋め尽くされている。

10年間の軌跡

 

 

この記事では、47都道府県を走った記録を、印象的な写真とともに振り返る。

目次は以下の通り。

 

 

 

歴代のバイク

 

まず、私と共に旅をしてきた歴代のバイクを紹介する。

 

 1代目:TREC fx

   乗車期間:2013年~2016年8月 (約3年)

高校1年生の時に初めて購入したスポーツバイク。

私がサイクリングに夢中になるきっかけとなった思い出の1台。

1年新歓合宿 伊豆大島にて

 

 2代目:CANYON ULTIMATE AL

   乗車期間:2016年6月~2019年2月 (2年9ヶ月)

ロードバイクを探しているときに一目惚れして即購入した初のロードバイク。

サークル活動に一番参加していた大学2,3年生の間ずっと乗っていたので一番思い出が詰まった1台。

千葉にて

 

 2.5代目:グラベルバイク

   乗車期間:2018年3月~2018年7月 (5ヶ月)

グラベルバイクが気になっていたため、ヤフオクで出品されているものを購入。

体に合わなかったためすぐに売ってしまったが、短い期間に意外といろいろな場所に行っていたらしい。

長野県大糸線沿いにて

 

 3代目:CANYON Endurace CF SL

   乗車期間:2019年3月~2022年9月 (3年7ヶ月)

サークル活動の一線を退いて、一人旅がメインになった大学3年の冬に購入。

一番いろんな場所に乗っていったと思われる。

四国カルストにて

 

 4代目:Wilier GTR TEAM DISC

   乗車期間:2022年10月~2025年5月  (2年8ヶ月)

新入社員研修で九州に住んでるときに、3代目が故障したため購入。

勢いで買ったが、憧れでもあったかっこいいWilierで大満足の1台。

北海道にて

 5代目:CAPTER2 RIRA 

   乗車期間:2025年6月~現在  (1年3ヶ月~)

一目惚れして即購入。

初めて店舗でポジション、パーツをフルカスタマイズした1台。 

江田島にて

 

それでは、訪問した日付と併せて、47都道府県を北から振り返っていく。

 

1.北海道・東北

① 北海道

 訪問した日:2017/8/10~8/23(2年夏合宿)

       2023/8/9~14(東北海道一人旅)

       2024/7/5~7(稚内)

       2025/8/12~15(西北海道一人旅)

2年生の夏合宿の舞台。14人の合宿班で2週間走り続けた。

苫小牧に集合し夕張→帯広→紋別→稚内→留萌→小樽→札幌と満喫したが、半分も回り切れなかった。

行きたい場所がまだまだあったので、社会人になってから飛行機を使って2回訪れ、東は釧路や根室、知床、西はニセコや洞爺湖を訪問した。

たまに40kmに1か所くらいしかコンビニが無いところがあるため、きちんとルートを決めないと本当に遭難することになるし、社会人で走った時はヒグマ問題が話題となっていたため、ほかの県とは違う緊張感、自然を感じられた。

宗谷岬@2年生夏合宿(2017/8/17)

 

② 青森

 訪問した日:2017/8/24(2年夏合宿後)

2年生の夏合宿前後に訪問。

八戸が夏合宿前の自走の終着地点であったが、前日から台風が直撃していたためその時は走らず。フェリーが無事出発してよかった。

ほとんどフェリーに乗るためにしか訪問していないので、いつか猪苗代湖や龍飛崎などを自転車で巡りたい。

小湊の白鳥飛来地(2017/8/24)

 

③ 岩手 

 訪問した日:2023/9/16~18(東北旅)

2年生夏合宿の前に訪問した日は雨であったため、電車で通過するのみとなった。

社会人1年目の秋に、東北旅の〆で八幡平を訪問。

険しくも雄大な自然を誇るアスピーテラインを駆け抜けた。

八幡平(2023/9/17)

 

④ 秋田

 訪問した日:2017/8/24,25(2年夏合宿後)

       2021/9/5,6(男鹿半島)

       2023/9/15,16(東北旅)

       2024/5/11(秋田→庄内)

           9/14~16(東北旅)

 2年夏合宿終了後に、青森から海沿いを南下してきて初訪問。

初日は全国ニュースになるほどの大雨に襲われたため、途中で輪行して秋田駅までエスケープ。

秋田出身の後輩に教えてもらった比内地鶏の店で食べた親子丼は、雨とチャリの疲れも相まって人生で一番美味しい親子丼だった。

翌日は日本海沿いを南下して山形県に突入した。

国道7号は道もなだらかで景色も最高で、以降日本海沿いランを何度も行うきっかけとなった。

雨のせいで行けなかった男鹿半島は、修士1年の9月にリベンジ。

美しき日本海(2021/9/6)

 

⑤ 宮城

 訪問した日:(2017/8/8,9)

       2018/8/11(蔵王)

       2019/9/14(宮城山形横断)

2年夏合宿の自走時に走る予定であったが、台風が直撃していたため輪行で通過。

その時に、大学同期の実家に本人不在でありながら泊めてもらって牛タンを奢っていただいた上に一杯させていただいたのは今でも謎の思い出だ。

3年の夏にはリベンジということで、同期と共に蔵王ヒルクライムに挑んだがめちゃくちゃしんどかった。

その時も同期の母上にサポートカーをやっていただいて大変ありがたかった。

蔵王を登る私(2018/8/11)

 

⑥ 山形

 訪問した日:2017/8/25,26(2年夏合宿後)

       2018/8/11~13(3年単独夏合宿)

       2019/9/14(宮城山形横断)

       2021/9/6,7(秋田→山形)

       2023/6/10,11(新潟→鶴岡)

           9/15(東北旅)

       2024/5/11,12(秋田→庄内)

           9/16,17(東北旅)

2年生の夏合宿終了後は、秋田側から海沿いを南下してきて、遊佐、酒田、鶴岡の海岸線や田園風景を堪能した。

このとき、庄内平野の一面の田園風景に感動し、以降初夏の田植えの時期と晩夏の稲刈り前の時期には毎年自転車で訪問するほど好きな県になる。

夕焼けの庄内平野(2019/9/14)

 

⑦ 福島

 訪問した日:2017/8/7,8(会津若松、磐梯山)

       2018/7/21(国道121号)

           8/10(猪苗代周辺)

       2020/8/7(磐梯吾妻スカイライン)

           8/19(只見線)

       2021/5/29(国道121号)

           6/20(郡山→新潟)

       2022/11/3(国道121号)

2年生夏合宿自走時に初めて通過。

日光から北上してきて会津若松のネカフェに宿泊し、翌日磐梯山を越えて宮城県へ抜けていった。

この時国道122号のアップダウンと景色の虜となり、日光スタート、会津若松スタートで何度も走った。

また、只見町や新潟方面など、会津若松を中心に各方面に足を伸ばした。

磐梯山(2017/8/8)

2.関東甲信越

⑧ 新潟

 訪問した日:2018/6/1(松本→糸魚川)

           8/13~15(3年夏合宿with後輩)

       2020/8/19(只見線)

       2021/6/20(郡山→新潟)

       2022/4/30~5/3(1年目GW佐渡)

       2023/6/10(新潟→鶴岡)

       2024/4/28(魚沼)

大学3年の6月に松本から糸魚川まで走った際に初訪問。

長野や群馬から山を越えて訪問したり、山形から海沿いを走ったり、佐渡島に渡ったり、大きい分様々な楽しみ方ができる。

東京から新幹線1本で行けるのも簡単で便利だった。

柏崎刈羽原発を望む(2022/5/2)

 

⑨ 茨城

 訪問した日:2018/3/31,4/1

3年生の春休みの終わりに、サークルの先輩&同期と1泊2日で茨城県北部をのんびり走った。

2日間で日鉱記念館、竜神大吊橋、袋田の滝、馬頭広重美術館(栃木県)など、たくさんの場所を巡った。

桜並木や常陸の海岸線など、名前が無くとも景色が良い場所が道中いくつかあり、良い写真がたくさん撮れた。

3台並べて竜神大吊橋(2018/3/31)

 

⑩ 栃木

 訪問した日:2016/11/16~18(日光合宿)

       2017/8/5,6(夏合宿自走)

           11/21,22(日光合宿)

       2018/7/21(国道121号)

       2021/5/15(日光with同期)

           5/29(国道121号)

       2022/11/3(国道121号)

1年生の三田合宿時に初めてチャリで訪れた。

紅葉のいろは坂、華厳の滝、戦場ヶ原を満喫できた上に、帰りに走った国道122号が下り基調で走りやすく、景色もよく最高だった。

2年生の夏合宿の自走では、埼玉の深谷からスタートし、121号、122号を2日かけて駆け抜けた。

以降、日光を起点に国道121号または122号を何度も走ることになる。

どちらの道も渓谷沿いの緩やかな登り/下りで走っていてとても楽しい。

2年夏合宿時の国道121号(2017/8/6)

 

⑪ 群馬

 訪問した日:2016/9/15(渋峠)

       2017/5/13~14(渋峠)

           6/2(碓氷峠)

           9/8(耐久前碓氷峠)

       2018/5/12(碓氷峠)

           10/7(碓氷峠)

       2020/9/17(嬬恋)

       2021/5/23(碓氷峠)

           7/18(嬬恋)

           7/25(渋峠with同期後輩)

           10/29(一ノ倉沢)

       2025/6/28(渋峠裏with同期後輩)

渋峠や嬬恋、軽井沢道中の碓氷峠など、何度も訪問した。

初訪問は1年夏合宿後に同期と走った日帰り渋峠だ。

夏合宿のクロスバイクから解放されて久々に乗ったロードバイクであの絶景を走った爽快感は忘れられない。

一度しか行っていないが、一ノ倉沢周辺も景色が良く激しいアップダウンが詰まっており楽しかった。

2年の新歓合宿後の渋峠で見た氷壁(2017/5/14)

 

⑫ 千葉

 訪問した日:2016/7/28(犬吠埼)

       2016/12/31~2017/1/1(初日の出ラン)

       2017/12/27(手賀沼with先輩)

       2018/2/15(東京湾、富津)

       2019/2/24(房総半島with後輩)

       2022/2/17(九十九里浜、犬吠埼)

犬吠埼は、東京からの距離もちょうどよく、景色も良いため何度も足を運んだ。

特に印象深い思い出として、1年生の大晦日に極寒の中走った初日の出ランがある。

めちゃくちゃ寒くてしんどかったが、日の出の美しさと、当時の4年生が持ってきた鍋で作った揚げ物が最高だった。

他にも、後輩と三浦からフェリーで渡って最南端の灯台に行ったり、ぱーりないと灼熱の山間部を走ったり、様々な思い出がある。

九十九里の空(2022/2/17)

 

⑬ 埼玉

 訪問した日:2017/7/15 他多数

荒川からの榎本牧場、川越散策や、秩父川遊びなど、後輩とのゆるぽたで何度も走ってきた。

川越から山梨方面に向かう途中に現れる雷電廿六木橋は、巨大なループ橋+ダムという巨大構造物好きには堪らない場所。

また、日光からの帰りに通る121号沿いの草木ダム及び草木湖は、木で囲まれた渓流沿いを走っている途中で急に空が開け、最高の開放感を感じられる。

雷電廿六木橋(2021/6/18)

 

⑭ 東京

 訪問した日:ー

       伊豆大島:2016/4/29~5/1

            2018/5/4~6

       八丈島:2017/5/4~7

           2019/5/3~5

           2023/4/8~10

       三宅島:2022/3/10,11

大学~社会人3年目まで9年間住んでいたため、数えきれないくらい走ってきた。

夜明け前に家を出て多摩川や荒川に日の出を見に行ったり、東京の夜景の中を走ったり、奥多摩まで足を延ばして自然を満喫したり、東京の様々な面を楽しみ尽くしてきた。

また、新歓合宿などで伊豆大島、八丈島、三宅島の離島も何度も行った。

夜の東京を走る(2019/2/2)

 

⑮ 神奈川

 訪問した日:2016/9/15 他多数

サークル活動だけでも数えきれないほど走ってきた思い出深い県だ。

サイクリングを始めるきっかけとなった、クロスバイクでの高校同期とのサイクリングでも走ってきた、私のサイクリング趣味の始まりの県である。

東京の隣でありながら、海は三浦や江の島、山はヤビツ・宮ヶ瀬は走りごたえがあり

とても良い。

宮ヶ瀬ダム(2016/12/10) アクションカムで撮っているので広角

 

⑯ 山梨

 訪問した日:2016/7/30(富士山)

       2018/3/26(富士五湖周遊)

           7/8(四尾連湖)

       2020/9/16(昇仙峡)

       2021/9/20(富士山周遊)

       2023/10/21(富士山周遊with同期)

初めて自転車で訪問したのは、同期に誘われた富士山ライドだ。

まだロードバイクに慣れていない中、自分より走れる同期と大月駅から走って富士スバルラインを登る2,000mアップのきついライドだったが、

5合目に到達した達成感は一入であった。

それ以外にも、気軽に行ける距離のため、富士山周辺を中心に何度も足を運んだ。

本栖湖畔から富士を望む(2018/3/26)

 

⑰ 長野

 訪問した日:2017/6/2~4(美ヶ原)、

       2017/8/2~4(浅間山、霧ヶ峰)

           9/8,9(耐久)

           9/24(乗鞍)

       2018/6/1(松本→新潟)

           8/15(3年夏合宿with後輩)

           8/18(3年夏合宿 松本→飛騨)

           9/5,6(高ボッチ高原)

           10/7,8(軽井沢→小海線)

       2021/5/24(姨捨棚田)

          7/24(白馬with同期後輩)

       2023/11/3(名古屋→松本200km)

       2025/6/29(姨捨棚田with同期)

軽井沢を拠点として、北は浅間山や姨捨棚田、西は松本や白馬、高ボッチ高原、南は諏訪や美ヶ原、小海線など、景色がいいところを暇さえあれば走っていた。

松本まで輪行して新潟まで走ったり、逆に名古屋から松本まで200km走ったり、高耐久のランもこなしてきた思い出深い県だ。

美ヶ原(2017/6/4) 絶景なり

 

3.東海

⑱ 静岡

 訪問した日:2016/8/4~6(1年夏合宿自走)

       2018/2/27,28(伊豆半島)

           9/18(大井川)

       2019/9/2,3(伊豆キャンプ、西伊豆スカイラインwith同期)

       2021/11/11(大井川)

       2022/10/29(駿河湾一周with後輩)

       2023/10/28(大井川)

大学1年生の夏合宿で、スタート地点の神戸まで4日間で自走していく際に初訪問し、沼津に宿泊。

私が一番脚力が無く、クロスバイクでもあったため、初日の熱海でもう帰ると泣き言をこぼしたが、励ましてくれた先輩と同期には今でも感謝している。

山と海が両方楽しめるため、伊豆半島、駿河湾、大井川を中心にたくさん走った。

特に、大井川は始発の新幹線で行けば絶景の渓流が楽しめるため夢中になった。

大井川鉄道(2018/9/18)

 

⑲ 愛知

 訪問した日:2016/8/6(1年夏合宿)

       2018/3/6(渥美半島with後輩)

       2023/11/3(名古屋→松本200km)

1年夏合宿自走の3日目に初訪問。

当時は灼熱の国道1号をひたすら走っていたためしんどい以外の記憶が無い。

また、後輩と三重に行く際に、渥美半島の先端の伊良湖岬まで走っていき、フェリーで三重まで渡ったこともある。

伊良湖岬付近は非常に景色が良かったが、フェリーの時間が迫っており、自転車を止めて写真を撮る時間が無かった。いつかリベンジしたい。

また、社会人になってから、体力強化を目的に、名古屋から松本まで過去最長の200kmを走った。

渥美半島(2018/3/6)

 

⑳ 三重

 訪問した日:2016/8/6~7,24~25(1年夏合宿自走)

       2017/3/13~15(同期三重訪問)

       2018/3/7(後輩三重訪問)

       2018/11/20~22(和歌山旅)

       2020/3/11(三重→奈良→和歌山)

1年目夏合宿自走の3,4日目に、初めてロードバイクで通過。

四日市の汚いネットカフェに泊まったことしか覚えていないが、以降の私の旅を支える、ネカフェ泊はこの時に身につけた。

また、親父の実家があるため、そこを起点に何度か走っている。

同期が来た時に回った志摩半島は、アップダウンが激しくしんどかったが帰ってから食べた鰻は格別だった。

三重を起点に和歌山に向かった際に寄った大山千枚田は、今まで見てきた棚田の中でトップ3に入る美しさだった。

薄曇りの志摩湾(2017/3/14)

 

㉑ 岐阜

 訪問した日:2017/3/17~19(大垣)

       2018/8/18~20(3年夏合宿飛騨高山)

1年生の春休みに三重から始まり、1週間5県に渡る旅は岐阜県の大垣でゴールを迎えた。

漫画『聲の形』の聖地であり、一度は行ってみたかった場所。

のんびりしていて公園の景色も良く、以降も何度か訪れるようになる。

3年夏合宿時は、松本から飛騨に乗り込み、アニメ『氷菓』の聖地を巡った。

翌日は一度富山に抜けてから再度突入し、白川郷によって名古屋に抜ける200km越のルートを考えていたが、白川郷に着いてから南に抜ける道が通行止めであることを知ったため、急遽進路変更し金沢へエスケープした。

四季の広場 『聲の形』の聖地(2017/3/17)

 

4.北陸

㉒ 富山

訪問した日:2018/8/19,20(3年夏合宿)

      2022/5/3,4(1年目GW)

3年夏合宿時に初訪問。

高山から北上して一度富山に入り一泊し、翌日は白川郷に向かったためほとんど宿泊しただけであった。

社会人1年目のGWに、新潟から金沢に向かう途中に通過したが、雪が残る壮大な北アルプスが遠くに見えた。

北アルプスを望む(2022/5/3)

 

㉓ 石川

 訪問した日:2018/8/20(3年夏合宿終着点)

           9/1~4(能登半島周遊)

       2022/5/4,5(1年目GW)

       2024/11/3(3年目福井ラン)

3年夏合宿時に初訪問。

富山→白川郷→金沢の170km獲得1,500mを走った後のノドグロのひつまぶしは最高の味であった。

約10日後には能登半島周遊旅を決行。

4日間で金沢スタート金沢ゴールで、能登半島の海沿いを一周した。

最終日は台風が迫っており、昼には雨が降り始める予報であったため、輪島を朝4時に出発し、ほとんど街灯のない夜明け前の道を走り雨に襲われる前に120kmを走り切った。

地震で崩壊してしまい、今は無い道、景色を当時味わうことができたのは貴重な経験であった。

復興し美しさを取り戻した能登にまた行きたい。

在りし日の白米千枚田(2018/9/3)

 

㉔ 福井

 訪問した日:2022/5/5,6(1年目GW)

       2024/11/3(3年目福井ラン)

社会人1年目のGWに初訪問。

金沢から海沿いを南下し、海沿いをひたすら走って敦賀まで駆け抜けた。

有名な東尋坊も景観は良かったが、夕方に通過したしおかぜラインは道が広く、車どおりが少なく20kmに渡りずっと美しい海が右手に見えて最高だった。

また、敦賀に宿泊して翌日に足を運んだ、旧北陸線の廃線跡のトンネルは石積みの造りで見ごたえがあった。

社会真3年目には、しおかぜラインに行くためだけに福井まで行ったが、直前まで強風で通行止めになっていたおかげで、車が全く走っておらず、最高の解放感だった。

美しい海岸線のしおかぜライン(2024/11/3)

5.近畿

㉕ 京都

 訪問した日:2016/8/8~10(1年夏合宿自走)

       2017/3/15~18(三重→京都→岐阜)

1年生夏合宿の3日目に天橋立を訪問。その前後は確か福知山に宿泊したはず。

また、同期と三重に行った後、その内の1人とサイクリングを活用して京都観光を満喫した。

その時に宿泊したゲストハウスは、学生バイトが多くオーナーも楽しい人で、それ以降ネットカフェだけでなくゲストハウスの活用が増え、私の活動可能域が増える要因にもなった。

夜の祇園散策 一眼買いたてで写真が下手

 

㉖ 滋賀

 訪問した日:2017/3/17(京都→大垣)

京都から岐阜に向かう際に、京都南禅寺付近から北上して、琵琶湖畔を少し走った。

ただ単に通過しただけであったため、写真は無し。

 

㉗ 奈良

 訪問した日:2017/3/15(三重→京都)

       2020/3/11,12(三重→奈良→和歌山)

三重から京都に向かう途中にチャリで通過。

同期2人と東大寺や奈良公園を観光した。

この時期のカメラのデータを紛失したため写真は無い。

三重との県境付近の高見峠(2020/3/11)

 

㉘ 大阪

 訪問した日:2016/8/7(夏合宿自走)

1年の夏合宿自走最終日に通過。

三重の山を越え、大都会大阪に入ると、車通りが多く排気ガスで空気も汚く運転が荒い車も多かったため良い思い出がない。

サイクリングとは全く関係ないが、コロナ禍直前の2020年冬に京セラドームで参加した某ライブは最高だった。

また、研究室の研究で何度も行き、その度にわなかのたこ焼きや、りくろーおじさんのケーキを食べていた。

わなかのたこ焼き(2020/3/18)

 

㉙ 兵庫

 訪問した日:2016/8/7~8,10~11(1年夏合宿)

1年の夏合宿自走の終着点にして、班での合宿のスタート地点。

ルートとしては一度北上して天橋立を見てから再度南下し、姫路に宿泊した。

姫路城(2016/8/10)

 

㉚ 和歌山

 訪問した日:2018/11/22~25(和歌山旅)

       2020/3/12(三重→奈良→和歌山)

大学3年の秋に、三重を起点に和歌山旅を決行。

山の中は渓流沿いの道が多く、アップダウンは多いが穏やかで景色が良い道が多く、海沿いは海賊がいた洞窟や本州最南端潮岬の絶景があり、とても4日間では味わい尽くせないような、魅力だらけの県だった。

東京から鉄道で5時間と異常に遠く、東京への終電が17時半なのがネック。

串本のゲストハウスは、オーナー夫婦も宿泊客の関西のおばさんコンビも面白く、愉快な思い出として印象に残っている。

本州最南端、潮岬の夕焼け(2018/11/24)

 

6.中国

㉛ 岡山

 訪問した日:2016/8/11(1年夏合宿)

       2025/4/26(片鉄ロマン街道)

       2026/9/19(鳥取島根横断)

           10/11(福山→岡山)

1年夏合宿で、四国に渡るために瀬戸大橋を輪行するために訪問しただけであり、その時の思い出は特にない。

社会人になり広島に転勤になってからは新幹線輪行を活用して何度か訪問している。

津山起点で南下して廃鉄道跡のサイクリングロードを走ったり、北上して山を越えて鳥取まで走ったり、いろいろ楽しんでいる。

片鉄ロマン街道の鉄道駅跡(2025/4/26)

 

㉜ 広島

 訪問した日: 2016/8/20~22(1年夏合宿)

       2018/3/16(九州旅ラスト)

       2019/3/12,13(四国旅後)

       2025/3/1~現在

1年生夏合宿のゴール。

その時はとびしま海道から呉に渡り、広島市内まで走った。

ずっと四国や島を走っていたため、久々の本州で信号が多く戸惑った思い出がある。

2025年の3月から転勤で広島に住み始めてからは、瀬戸内海や中国山地を走りまくっている。

1年夏合宿 走破記念(2016/8/22)

 

㉝ 山口

 訪問した日:2018/3/13,14(四国旅後)

       2025/10/11,12(周防大島)

           11/22,23(角島大橋)

       2026/8/29(周防大島)

SNSで知った周防大島にどうしても行ってみたかったため、四国旅後に広島から輪行して初訪問。

周防大島は、1周約100kmで程よいアップダウン、瀬戸内海の穏やかな海を楽しめる、噂に違わぬ最高の島だった。

社会人になり広島に転勤になってからも何度も訪問している。

角島大橋(2025/11/22)

 

㉞ 鳥取

 訪問した日:2026/9/12(大山周遊)

           9/19,20(鳥取島根横断)

社会人5年目の秋に、SNSで流れてきた大山の景色を見たくなり初訪問。

大山は鳥取県民の心に根付いた象徴のようなものだと聞いていたが、聞いていた通り、雄大ですべてを包み込む存在感があり美しかった。

同年のシルバーウィークには、岡山から鳥取島根を横断する際に通過。

CMで有名になったべた踏み坂は、望遠レンズが映える素晴らしい構造物だった。

大山のふもとにて(2026/9/12)

 

㉟ 島根

 訪問した日:2025/8/2(広島北部)

       2026/9/20~23(鳥取島根横断)

広島北部の山中を走っていて雲月山の展望台まで行った際に初めて島根の土を踏んだ。

その時はすグ広島側に戻ったが、展望台から、おそらく浜田市の街並みが見えた。

社会人5年目のシルバーウイークに、岡山をスタートして鳥取島根を横断した際に、米子から松江、出雲を経て益田まで走った。

海沿いはアップダウンが多いが、瀬戸内科とは異なり海の荒々しさを感じられる。

琴ヶ浜海岸(2026/8/21)

 

7.四国

㊱ 香川

 訪問した日:2016/8/11~13(1年夏合宿)

       2019/3/7(四国旅)

       2023/11/11~12(社会人四国旅)

1年生夏合宿で初訪問した際は、小豆島及び寒霞渓にも行ったが、島内の移動はドライブであり、自転車は移動のためだけであった。

大学3年の春休みには、四国旅の初日にサンライズ瀬戸で高松まで行き、うどんを食べてから豊稔池ダムまで走った。

ダムは日本最初期のコンクリート造溜池堰堤であり、アーチ式とバットレス式の特徴を兼ね備えており、めちゃくちゃかっこよかった。

買い換えたばかりの3代目であったこともあり、写真撮影が捗った。

豊稔池堰堤(2019/3/7)

 

㊲ 徳島

 訪問した日:2016/8/13,14(1年夏合宿)

       2018/3/7,8(四国旅)

       2023/11/12(2年目四国旅)

1年生夏合宿で大歩危・小歩危を訪問。

渓流沿い&鉄道にハマるきっかけとなり、以降の国道121号や大井川へ繋がっていく。

3年の四国旅でも再訪しこのときも大歩危小歩危を堪能したが、

四国の山は杉だらけで花粉で異常に汚染されていたため、非常に苦しかった。

春の大歩危小歩危(2018/3/8)

 

㊳ 愛媛

 訪問した日:2016/8/17~20(1年夏合宿)

       2019/3/11(四国旅)

       2023/11/11(2年目四国旅)

       2024/10/12,13(3年目四国旅)

       2025/8/13,14(とびしま→しまなみ)

1年夏合宿で高知から北上し、松山で道後温泉を満喫。

正直うろ覚えだが、確か1日休息日を挟み、坂の上の雲ミュージアムなどを観光した後に今治からしまなみ海道に突入した。

初めての自転車の聖地を堪能し、途中からとびしま海道に渡って終着地点である広島に至る。

サイクリストの聖地(2016/8/20)

 

㊴ 高知

 訪問した日:2016/8/14~17(1年夏合宿)

       2019/3/8~11(四国旅)

       2023/11/12(2年目四国旅)

       2024/10/13~15(3年目四国旅)

1年夏合宿で大歩危小歩危を越えて高知に突入し、四万十川周辺を中心に数日間過ごした。

川沿いでのキャンプは、夏合宿らしくて楽しくはあったが、夜は暑く寝苦しかった。

大学4年の春休みには、四国旅の途中で四国カルスト及び梼原を訪問した。

四国カルストは天気に恵まれず霧がかかっていたため、天気がいい時にもう一度リベンジしたいが、広島にいる今でさえ、アクセスが難しすぎる、、、

社会人3年目のときは、愛媛から海岸線をひたすら走り続けたが、ずっといい景色とアップダウンを楽しめて素晴らしかった。

霧の四国カルスト(2018/3/11)

 

8.九州・沖縄

㊵ 福岡

 訪問した日:2018/3/10~11(九州旅)

       2022/6月~10月(現場研修)

2年の春休みに三重に後輩と行った後に、福岡が実家のやつの家に泊まらせてもらい、そのまま自転車で九州旅をスタート。

博多起点で、YUIの曲『Muffler』に出てくる宮地嶽神社を訪問した後に南下し、山間部を抜けて佐賀県へ。

また、社会人1年目の6月~10月に現場研修で福岡の現場配属となり、4か月半住んだ際に走りまくった。

大都会の博多の周囲には宮地嶽神社や大宰府の歴史的建造物があり、西に行くと糸島を中心とした海沿いの絶景が広がり、南に行くと山間部が広がるため、様々な楽しみ方ができた。

宮地嶽神社(2018/3/11)

 

㊶ 佐賀

 訪問した日:2018/3/11,12(九州旅)

       2022/10/14,15(転勤休暇旅)

2年春休みの九州旅にて初訪問。

国道385号の福岡から県境を超えたあたりにある、乙御法堂(背振山中宮霊仙寺跡)は人気が無く苔むしているのに厳かな雰囲気があり今でもよく覚えている。

現場研修時は東京に帰る前の転勤休暇を利用したラストライドで、北側の海岸線を走破した。

虹の松原を高台から見た景色は絶景であった。

展望台より虹の松原を望む(2022/10/14)

 

㊷ 長崎

 訪問した日:2018/3/12,13(九州旅)

       2022/10/15~17(転勤休暇旅)

2年春休みの九州旅にて初訪問。

夜は長崎の夜景を眺め、翌朝は有明海沿いを走って雲仙を登ったあとにフェリーで熊本に渡った。

雲仙は海から一気に山が始まり、登り終わって上から海を見渡すのは爽快だった。

SNSで生月サンセットウェイの存在を知り、現場研修最後の転勤休暇旅で平戸島と生月島を走った。

どちらの島も山と海が近く、少し走るだけですぐに景色が変化して非常に楽しかったが、アップダウンも多くタフなルートであった。

最後は長崎の街にゴールして、九州での4か月半の生活を終えた。

生月島サンセットウェイ(2022/10/15)

 

㊸ 大分

訪問した日:2022/8/14,15(1年目お盆旅)

1年目お盆旅の際に初訪問。

九州に赴任していた友人の家に泊まった翌日に、湯布院まで走った。

友人に教えてもらった由布川渓谷や由布岳を通ったが、渓谷は非常に深く切り立っており幽玄な雰囲気があり、由布岳は柔らかい緑に包まれた草原が広がっており穏やかな絶景だった。

本来は福岡の家まで帰る予定であったが、疲れが溜まっていたのか力が入らなくなったため、湯布院で温泉に入って輪行して帰ったが、このとき実はコロナに侵されていたらしく、翌日から38℃の熱を出してお盆休み延長戦に突入した。

由布岳(2022/8/15)

 

㊹ 熊本

 訪問した日:2018/3/13,14(九州旅)

       2022/3/15,16(阿蘇山、高千穂)

           8/10,11(1年目お盆旅)

2年春休みの九州旅にて初訪問。

当時はフェリー乗り場から熊本駅前まで一応チャリで移動したが、翌日すぐに熊本から鹿児島中央まで輪行したため、サイクリングはほぼなし。

居酒屋で食べた馬刺しが大変美味しかった。

現場研修時は、阿蘇山や島原地方を走った。

阿蘇周辺のおおらかな大地と草原は走っていてとても気持ちいい。

雄大なる阿蘇(2022/3/15)

 

㊺ 宮崎

訪問した日:2022/3/16,17(高千穂)

          8/13,14(1年目お盆旅)

阿蘇を走った翌日に高千穂に訪問。

前日からアップダウンの連続でけっこうしんどかったが、円筒分水や水道橋などの歴史的な構造物、高千穂の大自然で癒された。

現場研修時のお盆には、サルで有名な幸島周辺を走ったが、海が恐ろしく美しかった。

幸島と美しい海(2022/8/13)

 

㊻ 鹿児島

 訪問した日:2018/3/14~16(九州旅)

       2022/8/11~13(1年目お盆旅)

           9/23,24(佐多岬、指宿)

2年春休みの九州旅にて初訪問。

1日目は薩摩半島の東側を走り開聞岳で写真を撮り、2日目は桜島をじっくり堪能した。

桜島は海も山も美しく、鹿児島中央からフェリーですぐ渡れるため、何度でも行きたくなってしまう。

現場研修時も桜島に加え、薩摩半島の西側や、大隅半島の先端であり本土最南端の佐多岬も走った。

佐多岬に行った際は、泊まる予定だった旅館が臨時休業をしているのを知らされておらず、急遽近くの民泊に連絡しなんとか泊まらせてもらえた。

開聞岳を望む(2018/3/14)

 

㊼ 沖縄 

 訪問した日:2023/3/18~20(沖縄、石垣島)

社会人になり飛行機輪行を覚えたことで行動範囲が広がったため、1年目の3月に訪問。

初日に本島の南側を走った後に再度飛行機で石垣島に渡り、海岸線や展望台を巡った。

本島ではずっと行きたかったニライカナイ橋を通ったが、美しい海を見下ろす丘からうねって下っていく巨大な橋に圧倒された。

また、石垣島の海は瀬戸内海などとは異なり南の海の雰囲気が強く、砂浜と淡く青い海が印象的だった。

獣道を抜けた先の川平タバガー(2023/3/21)

 

以上が、私がこれまで駆け抜けてきた10年間の全てだ。

 

 

都道府県別 訪問数ランキング

 

住んだことがある東京(離島以外)、神奈川、広島、福岡と、近場の埼玉を除いた訪問日数ランキングは以下の通りだ。

 

ランキング 都道府県 日数

1

北海道 27
2 長野 20
3 東京(離島) 18
4 山形 15
5 群馬 13
6 新潟、三重、高知 12
7 栃木 11
8 秋田、静岡、愛媛 10
9 福島 9
10 石川、鹿児島 8
11 千葉、京都、山口 7
12

山梨、岐阜、香川、熊本

6
13

和歌山、島根、徳島、長崎

5
14 富山、兵庫、岡山、佐賀、宮崎 4
15 岩手、愛知、福井、奈良、鳥取、沖縄 3
16 宮城、茨城、大分 2
17 青森、滋賀、大阪 1

 

回数は少ないが、1回あたりの日数が長い北海道、

拠点の軽井沢があり東京からもアクセスしやすい長野、

合宿で何度も行った東京の離島がトップ3となり、

4位以下には、東北や北関東が多く並んだ。

 

イベント毎に分けて、訪問回数を集計したランキングは以下となった。

※1泊2日など、複数日に跨ったものを1回で集計。

 

ランキング 都道府県 回数

1

長野

13

2 群馬 12
3 山形、福島 8
4 新潟、栃木、静岡 7
5 千葉、東京(離島)、山梨 6
6 秋田、三重、愛媛 5
7 北海道、石川、岡山、山口、高知 4
8

愛知、香川、徳島、熊本、鹿児島

3
9

宮城、岐阜、富山、福井、京都、奈良、和歌山、鳥取、島根、福岡、佐賀、長崎、宮崎

2
10

青森、岩手、茨城、滋賀、大阪、兵庫、大分、沖縄

1

 

1泊で何度も訪れた長野、群馬が圧倒的ツートップとなり、3~6位は関東甲信越が並ぶ結果となった。

 

 

最後に訪問した鳥取島根や、通過しただけの大阪や滋賀など、まだまだ行き尽くせていないところがたくさんあるので、この体が果てるまで走り続ける所存である。

 

【備忘録】まだブログにしていない旅一覧 2/3(社会人1年目編)

 前回は修士2年の9月~3月までの、まだ記事にしていない旅を一覧にした。今回は社会人になってから1年目の間に行った旅をまとめておく。

 

・佐渡→新潟→敦賀(2022/4/30-5/6)

 働き始めて1ヶ月、まだ初任給も出ていないときに1週間もチャリ乗って旅していたらしい。佐渡で雨が降ってしまい半分しか回れなかったのでまた行きたい。

佐渡は大野亀

雪残る北アルプス

最終日のしおかぜライン、体はボロボロ景色は最高

 

・九千部山(2022/6/10)

 現場研修で4か月だけ福岡に住んでいた時の最初のラン。近所の山。

道中あった神社の御神木

 

・阿蘇(2022/7/23)

 家が福岡の南寄りで自走で阿蘇に行ける最高の立地だったので行かざるを得なかった。

道中にあった三連水車、最高

阿蘇は草原も良い、草原が良い

 

・お盆九州半周旅(2022/8/10-15)

 クソ暑い九州の8月に6日間ずっとチャリ乗ってたの、今思うと体力お化けすぎる。現場で鍛えられていただけある。なお、旅から帰った翌日にコロナに感染しお盆休み延長戦が始まった。

天草は島が多く景色が楽しい

野生の馬がいる都井岬

最終日、絶景の由布岳

 

・糸島(2022/9/10)

 コロナから明けて復帰ラン。有名観光地なだけあって景色はとても良かった。短かったので多分単独の記事にはしない。

鏡山展望台から虹の松原を望む

 

・佐多岬(2022/9/23.24)

 お盆は断念した九州最南端へ。1泊で最南端行けるの良すぎたな。翌日はフェリーで薩摩半島に渡って指宿へ。

 この旅がCANYON最後の旅となった。

最南端の証

佐多岬から対岸の開聞岳を望む

 

・九州ラスト旅(2022/10/14-17)

 急遽購入したWilierのデビューランであり、転勤前最後の九州旅。糸島から海沿いに走り長崎を目指した。九州また行きたい。

伊万里の街並み

念願の生月サンセットウェイ

オランダ坂は曇りが似合う

 

・駿河湾 with 後輩2人(2022/10/29)

 九州から帰ってきて久々に後輩と。

好天の駿河湾

 

・国道121号 会津若松→日光(2022/11/03)

 ほぼ毎年恒例となっている紅葉の国道121号を行く。

珍しい国道3連標識

この雄大さが121号

 

・沖縄&石垣島(2023/03/18-21)

 年度末に余ってた有休を使って沖縄と石垣島へ。少し曇ったり雨が降ったりしたのでリベンジしたい。あと宮古島も行ってみたい。

ずっと行きたかったニライカナイ橋

美しい石垣の砂浜

 

 本当は2年目以降の旅も合わせて1つの記事にするつもりだったが、九州に行っていたことと新しい自転車を手に入れたことではしゃいでいたらしい。思っていたより多く走っていたため2年目以降の旅は次の記事とする。

 2022年となり、コロナ禍による外出自粛も落ち着いてきて旅行にも行きやすい雰囲気が出てきたこともあって、時間があったはずの修士2年の頃よりも働き始めてからのほうが走っている。働いて金があって自転車に好きなだけ乗れる最高の社会人1年目であった。

【備忘録】まだブログにしていない旅一覧 1/3(学生時代編)

 2021年6月の旅以降、4年以上ブログに残すのを怠っていたが、また更新していくことにした。 今後記事にしていく予定の旅一覧を、その旅を象徴する1,2枚と共に、日付順に以下に記す。数が多いため、今回は学生時代(2021/9~2022/3)のもののみ。社会人編はまた後日まとめる。

 昔のものから書いていくのが一番きれいだとは思うが、そうすると些か義務的な側面を帯び習慣化しない気がするので、とりあえず直近のものや、印象深いものを先に書いていくと思う。

 

・男鹿半島、鶴岡(2021/9/5-6)

 秋田スタートで男鹿半島を一周した後に、初夏/秋の定番鶴岡まで走った旅。男鹿半島の天気があまり良くなかったのでリベンジしたい。

男鹿半島の先端、入道崎灯台

庄内平野の田園

 

・富士周遊(2021/9/20)

 大月スタートでフジファブリックの前ボーカル、志村正彦の出身地富士吉田を通り西回りで沼津まで。

本栖湖のほとりから

 

・一ノ倉沢(2021/10/29)

 輪行でよく利用する高崎からさらに1時間先の水上駅スタート/ゴールで、登山で有名な一ノ倉沢周辺サイクリング。

 一ノ倉沢もさることながら、周辺のダム湖がとても良かった。

自転車で一ノ倉沢ふもとまで

周辺のダム湖は秋が色づいていた

 

・大井川(2021/11/11)

 何度行ったか分からない定番。以前までの金山駅スタート&ゴールからルートを変え、山を越えて静岡駅ゴールにした初回のライド。日が暮れた後にフロントライトが消え、スマホのライトと前を走るトラックを頼りにダウンヒルし、なんとか静岡に到着。

定番の奥大井湖上駅

絶望の星空

・犬吠埼(2022/2/17)

 実家から自走し、最短距離より少し寄り道して海沿いを多めにしたコース。

しばらくデスクトップ画像だった最高の写真

 

・三宅島(2022/3/10-11)

 伊豆大島、八丈島に次いで3か所目の伊豆諸島。島のサイズ感がとてもよかった。

ずっと海沿いの道で最高

 

・阿蘇・高千穂(2022/3/15-16)

 学生最後の旅であり、初の阿蘇・高千穂。新幹線で熊本まで行き、阿蘇、高千穂を通って四国に渡り、松山から飛行機輪行で帰るエクストリーム行程。ここで飛行機輪行の快適さを知り、社会人になりヘビーユーザーとなる。

阿蘇の雄大さよ永遠なれ

時間がなかったので高千穂はちょっとしか見られなかった

 

【最高の定番】初夏の国道121号

 もう何度行ったかもわからない国道121号。

 日光と会津若松を繋ぐ120kmの道。鬼怒川沿いを走り、いくつかのダムを超え、峠を越えて福島に入り、夕暮れの田んぼを走り、東山温泉で体を癒す。都心からアクセスしやすく日帰りできるルートの中で、大井川に並んで私のお気に入りのルートだ。

 もう何度も走ったせいで、特に言うこともないので写真だけ載せておく。

 

川治ダム近くのトンネル 初夏の緑

川治ダム 広角レンズ映え

川沿いの国道121号

スタンドバイミーな会津鬼怒川線

塔のへつり

途中にあったいい感じの店?

 

【巨大構造物】2021/6/18 雷電廿六木橋


27歳、社会人3年目の秋。

ぎっくり腰になってしまい、せっかくの秋なのに自転車に乗れなくなってしまった。

 

ので、暇つぶし及びサイクリング欲解消のために久々にブログを更新することにした。

 

3年ぶりの記事更新は、修士2年生の梅雨に行った秩父は雷電廿六木橋から。

 

・梅雨の晴れ間を逃すな

 まだコロナ禍明けぬ2021年6月。オンラインでの研究室打ち合わせも1年経って慣れ始めてきた。午前中に自宅から打ち合わせをこなし、ふと外を見てみるとこの季節にしては珍しく空が明るい。天気予報を調べてみると今日はこのまま雨は降らず、久々に晴れる予報となっていた。

 

 平日、昼、しかも晴れ、これを逃す手はない。サドルバッグに急いで荷物を詰め、自転車に跨り家を出た。向かうは秩父、埼玉に住む後輩が常々お勧めしていた雷電廿六木橋へ。

 

 西部新宿線で1時間ほどの輪行を終え秩父駅に到着。輪行を解除し、いざスタート。

 

 ルートはとても単純で秩父駅から国道140号沿いに25kmくらい走るだけだ。平日の午後から走るのにちょうどいいくらいの距離だ。

 

 走り始めて少し進むと、途中に浦山ダムなるものがあったため少し寄り道。ダムはいいぞ。

国道140号からすぐアクセスできる浦山ダム

 

  さらに進んでいくと山が深くなり始めた。目的地が近づいてきた感じがする。

目的地は近い

 

 程よいのぼりを越え、ついに目的地が見えてきた。

ダムと橋 巨大構造物万歳

 

 雷電廿六木橋はダムによってできた高低差を乗り越える橋である。巨大な壁の手前で、強靭な橋脚に支えられた道が輪を描き天に昇っていく。

巨大構造物は広角レンズが映える

美しい曲線を描き昇っていく国道140号

壁を手前に引き返す道

 

 ダムの高さまで登るだけあってなかなか標高差がある。登り切ったあたりにある展望台からの眺めは壮観であった。

この道を進むと甲府にたどり着くが、自転車は通れない

巨大構造物の競演、良すぎる

美しきかなループ橋

 展望台からの景色を存分に堪能し、来た道を戻って帰路につく。

天で交差する橋

 

 秩父に戻ると、いつものように駅に併設された温泉で、そこまで疲れていない体を癒す。秩父駅はこれができるからとても良い。

 

 短い距離ながら、程よい登りと圧倒的な景色が見られる国道140号はぜひまた走りたいと思う。

【修行】2021/6/21 郡山―新潟ラン

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今回のルート

 

 2021年6月20日の夜、翌日の天気予報を確認する。久々の晴れだ。ちょうど研究室でやらなくてはいけないことも無い。これは走るしかない。

 

 大学4年間のうちに、長野県などで走りたいと思っていた場所は概ね制覇してしまっていたので、なにか新しいルートを考える必要がある。修士1年の秋に走った只見線は自分の走力限界ギリギリを攻めつつ、見どころもたくさんありとても充実していた。あのようなランをまたやりたい。そう考えたとき、自分の選択肢が意外と狭いことに気付いた。自分でルートを作って一人でランをする時は当然自分勝手にルートを組むが、以下の3つの制約の下組まざるを得ないのが現状だ。

 

  • ① スタート及びゴール地点がある程度アクセスの良い鉄道駅である。

 さらに詳しく書くと、スタート地点については(1)新幹線駅である。(2)赤羽もしくは国立駅から乗り換えが1回程度でアクセスできる。(3)東京、赤羽、国立いずれかの駅の始発列車に乗って、ある程度早い時間につくことが出来る。これら3つの条件のいずれかを満たす駅で無いと、アクセスに時間が掛かりすぎて満足に自転車に乗る時間を確保できない。まあ、西は松本駅、北は二本松駅(福島のやや南辺り)をスタート地点にしたこともあるので、あまり厳しい制約とは言えない。

 ゴール地点については、新幹線駅であればすぐに東京に戻ってこられると考えているが、こちらも鶴岡や会津若松などの、4時間以上かかるルートで帰ってくることもあるのであまり厳しいとは言えない。

 しかし、青森や岐阜などは、あまり鉄道が通っていないことや、そもそも東京から遠いことから、走ってみたい場所もいまだ走れないのが現状である。

 

  • ② スタートとゴールの距離が200km以下である。

 これは単純に自身の走力の問題である。200kmと大雑把に書いたが、獲得標高についても同時に考慮する必要がある。180km獲得1,000mや150km獲得1,500mであればギリギリ行けそうな気がするが、それ以上増えたら厳しい気がする。当然気温などの制約も受けるためあいまいな基準ではあるが、何となくの感覚でいけるか否かを判断した上でルートを組む必要がある。

 

  • ③ゴールに温泉がある。

 誰が何と言おうと、これは天地がひっくり返っても譲れない絶対条件である。

 

 1つ目と3つ目は自分ではどうしようもない条件だが、2つ目については自身の走力、限界を正確に把握する、そして走力、限界の上限を上げることで改善の余地があり、より自由度の高いルートを組むことが可能になる。

 

 そこで考えた。少し無茶に思えるようなルートを組んで自分に走らせることで能力の上限を上げよう。要するに修行をしようではないかと。梅雨が続いてなんとなく走り足りない思いもあったせいか、このような考えに至り、そして実行したのが今回のランである。今までの景色や見たいところ優先のルート設計ではなく、とりあえず距離の遠いところを繋いで走ってみる脳筋ランだ。今までの稲葉の旅のコンセプトとは乖離してしまうが、これを機に地図には載っていない新たな景色が見つけられるかもしれないし自分のランの幅も広がるのでやってみることにした。

 

 ルートの候補としては以下の3つがすぐに挙がった。いずれも今までスタートもしくはゴールとして利用したことのある駅を結んだルートである。

 

 途中で奥只見湖や樹海ラインなどの絶景ポイントっぽい場所があり、従来の稲葉ランの楽しさを含みつつ、圧倒的獲得標高で自身を苛め抜くセルフ飴と鞭ルート。只見周辺が素晴らしいことは既に以前の只見ランが証明しているのでぶっちゃけめちゃくちゃ走りたい。

  • ② 高崎→新潟ルート(230km獲得1,900m)

 ①よりは距離が伸びているが、獲得標高が大幅に減っているため割と現実的なルート。高崎も新潟も輪行駅として何度も利用した経験があるためそこも安心ポイント。序盤に悪名高い三国峠があるが、そこを乗り越えてしまえばあとは割と下り基調なので序盤さえ耐えれば行けそう。途中には素晴らしい田園が広がる南魚沼があるためそこも楽しみ。しかも、すぐそばを鉄道が走っているため万が一のトラブルの際には途中リタイアもできるので安心。

  • ③ 郡山→新潟ルート(180km獲得1,000m)

 上2つと比較したら距離獲得標高いずれも優しいが、十分に距離を走れるルート。道中にめぼしい景色などがなさそうなのでモチベーションを保てるかが少し不安。

 

 文章のノリから分かる通り、①が一番走りたいが、今まで経験したことが無いくらいえぐい。多分日帰りするのは無理だとは思われるが、軽く下調べをした時に見つけたブログで書かれていた、樹海ラインの描写が非常に魅力的でめちゃくちゃ走りたくなってしまった。梅雨の中の貴重な晴れ間に加えて絶景候補を見つけてしまった喜びで、ルートを考えるだけで楽しくなってしまった私は、さっそく翌日このルートを走ることを決意する。無事走り切れるとも思えないが、もう止まれない。行くしかない。

 

 

 そして翌朝4時、起きた時点ではまだ雨が降っていたが、予報では今回行こうとしている付近は雨が降らなそうなのでとりあえず出発することにした。しかし天気を調べている時に衝撃の事実が発覚した。なんと、走ろうと思っていた国道352号がまだ冬季閉鎖期間中で通行止めされているというではないか。なんということだ、もう6月も半ば過ぎたのにまだ通行止めなのか…。嗚呼…走りたかった…。

 

 352号を走れないのは惜しいが、せっかくの晴れの機会だ。どこか走らないともったいない、ということで③の郡山→新潟ルートを走ることにした。②でも良かったのだが、高崎を出発地とするならば赤羽まで走って輪行するのが経験上一番良いが、まだ雨が降っていて流石に厳しかった。始発には間に合わなかったが、最寄駅から輪行し、大宮で新幹線に乗り換えて郡山に向かう。今までなにも考えずに新幹線に乗る時は東京駅から乗っていたが、北に向かう際は大宮から乗る方がお得だということに今回初めて気が付いた。

 

 

 郡山で輪行を解除し、いよいよスタートだ。まずは郡山から少し登りながら東に向かい、会津若松を目指す。まだ少し雨は降っているが、天気予報アプリによるとこの後は止みそうなので構わず出発する。実はこのルート、大学3年の頃に走ったことがあったため、実に3年ぶりに走ることになる。特にいい景色があるわけではないが、3年前に休憩した場所で再び休憩したりすると懐かしい気持ちになる。悪くない。

 


 初めは降っていた雨もすっかりやみ、遠くに見える磐梯山には青空も見える。

 緩やかな登りを終えて猪苗代湖についた。強清水という湧き水で有名な場所で昼ごはんに蕎麦をいただき、湧き水をボトルに汲んで午後のランをスタートする。残り120kmあるが、登りはほぼ終わり気温もそこまで高くない。これならいけそうだ。

 

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猪苗代湖畔から見る磐梯山

 

 

 ここからが地獄だった。

 

 

会津若松を通過し下りが始まるかと思った矢先、強烈な向かい風が吹き始めた。めちゃくちゃ強い。会津若松を過ぎてすぐのところにある道の駅で天気アプリで確認すると、7m/sの風がこの先ずっと吹き続くことが判明した。なんてこった。普段ルートを組むとき、なにかと風向きを確認し忘れて風に苦しめられることはあったが、今までのとはレベルが違う。100km以上ずっと向かい風は経験したことが無い。暗雲が立ち込め始める。しかし、いつまでもここで留まっていてもどうしようもない。覚悟を決めて再度走り始めた。

 

この先60kmほどはほとんど覚えていない。ただただ辛かった。いつも通り漕ぐと20km/h程度しか出ない。しかもめちゃくちゃ疲れる。ただ走るしかない。いや、むしろいい訓練だと思ってとにかく走る。走る。走る。途中、只見線の表式が見えてめちゃくちゃ行きたくなるが気持ちをぐっと抑え、あまり代わり映えのしない景色の中を、向かい風の中を進んでいく。途中いくつかいい感じの場所があったので写真だけ貼っておく。

 

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将軍杉

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こういう隧道好き


 

 残り40kmほどになると風が収まってきた。おお、風が収まると何と走りやすいことか。しかし、向かい風で足は削られ、残り40kmが果てしなく感じる。しかもここにきて再び雨が降り始めた。なんてこった。予想以上に時間が掛かってしまったため、雨宿りなどしていられない。このまま走り続けるしかない。なにもない道を雨に降られながらひたすら走る。

 

 ボロボロになりながら残り20kmまできた。ここにきて雨も収まってきた。20kmなら1時間程度で行けるはずだ。この時点で日は沈みかけていたためのんびりしていられないため、最後の力を振り絞りがむしゃらに漕ぎ続ける。終わりが見えてきたことで体にも元気が戻り始めた。限界を超えてゴールに向かい続ける、これぞ修行。汗と雨でぐちゃぐちゃになりながらとにかく飛ばす。足が吊りそうになるが構わない。むしろ明日の筋肉痛を楽しみにしながらとにかく飛ばす。

 

 

 そしてついに新潟市街に入り、目星を付けていた温泉についた。多少高いが、レビューの評価も高く内装も素敵でとても楽しみにしていた。疲れ切った体が温泉を求めている。しかし、ここで最悪の事態が判明した。なんとコロナ対策で県外の客の受け入れを注視していたのだ。なんてこった、、、なんてこった、、、なんてこった、、、ここまでコロナを恨んだことがあっただろうか、、、

 

 急遽周辺の日帰り温泉を探し、新潟駅の近くに1箇所見つけた。しかしここから5kmも離れている。今まで180kmも走ってきたのだから5kmくらいなんだと思われるかもしれないが、満身創痍でやっとついた、もう走らなくてもよいと気を抜いた直後にもう5km走らなくてはいけないと判明するのは話が違う。辛すぎる。もはや漕ぐというより這うといった感じでなんとか前に進む。

 永遠にも思われる5kmをなんとか走り切り、念願の温泉に飛び込む。生き返る。自転車でえぐった後の温泉は何事にも代え難い幸せに包まれる。溶ける。脳が、体が溶ける。1時間近く蕩けてしまった。当初行こうとしていたところには及ばないが、ここも良い温泉であった。やはり制約③は絶対だ。

 

 温泉から上がって最後の3kmを走る。さっきの5kmとは違う。これは言わばウィニングランだ。よく頑張った俺。よく耐えた俺。火照った体を雨で冷えた夜の空気が通り抜けていく。これもロングライドの醍醐味だ。そしてようやく目的地であった新潟駅についた。

 

 

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新潟駅前にて

 

 この時点で9時を回っていた。もはや空腹を感じないほど腹が減っていた。食わねば。こんなにえぐったのも久々だし、せっかくの新潟だし、久しぶりに一人で晩酌を楽しむことにした。

 いい感じの店を見つけすぐさま入る。端的に言って最高の店だった。とにかくなめろうがあり得ないくらい美味かった。そして日本酒も良い。一人で晩酌をする時は大抵日本酒飲み比べを注文するが、流石新潟、6種類合計2合の飲み比べセットが1000円で楽しめてしまった。最高。

 

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隠し味にマグロの身が入ったなめろう

 

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地方に行くと毎回飲み比べしちゃうね

 

 1回の夕飯で5,000円も使ってしまったが後悔はない。金を使ってこその旅だ。

 

 宿泊し慣れたネットカフェでベロンベロンに酔いながら、新潟の夜は更けていった。

【千葉】ツギハギ東京湾制覇

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今回の目玉

 

【東京湾制覇へ】

 2月は寒い。

 

 山は登れない。

 

 なので平地を走ろう。

 

 さてどこを走ろう。

 

 そういや千葉全然走ったことねーな。

 

 よし行こう。

 

 ということで、千葉を走ってみることにした。当時は犬吠埼以外で千葉に行ったことが無かったので、東京湾沿いの道は手つかずであった。どうせほぼ平地だろうし、なんか大きい道も走ってるっぽいし余裕そうだったので、とりあえず走ってみることにした。

 

 三浦に走りに行くとき、いつも「東京湾フェリー」なるとても魅力的な交通手段が気になっていて、いつか利用したいと考えていた。なので、とりあえず千葉側のフェリー発着場である金谷まで走って、帰りはフェリーに乗ることにした。

 

 「道が走っている」ことと「フェリーで帰れる」以外のことは一切調べずに、とりあえず走ってみることにした。

 

 東京湾沿いについて、神奈川東京の道は走り尽くしていたので、千葉も走破すれば晴れて東京湾制覇となる。制覇、なんかいいよね。制覇したい。まあツギハギなんだけど。

 

【ひたすら平地】

 ということで2018年2月15日、朝7時に自宅をスタートした。とりあえず千葉駅までは犬吠埼に行くときに何度も走っているので、勝手知ったる道である。

 

 まず新宿を通過して皇居付近まで走る。朝の皇居いいよね。皇居を通過してからは国道14号を走ってただひたすらまっすぐ進む。特に何もない。つか交通量多いな。

 

【地獄】

 千葉駅付近を通過してからは、主に国道16号を、ときどき逸れて海沿いを走ろうと思っていたが、これがめちゃくちゃ渋い。工業地帯なので、とにかくトラックが多い。かつてないほどトラックまみれだ。道幅は広いけどトラックもでかい(当たり前)。通過するときめちゃうるさいし、風強いし、圧力がヤバイ。通過した後も排気ガスでくせえ。しかもこれが間断なく続く。地獄か?

 

 もうこの道は自転車では二度と走らないと誓った。

 

 工場地帯自体は好きなんだけどね。

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なんか入り組んだ建物、好き

【富津はいいぞ】

 ひたすら平地で面白みも無い道をただひたすら走り続けて、木更津まで来た。ひたすら平地だ。退屈だ。どこか面白そうなところがないか探してみると、少し行ったところに富津岬という、海に少し飛び出た岬を発見した。少し遠回りになるが行ってみることにした。

 

 人がいない。富津を走り始めてすぐに感じた。走っていても全然人がいない。ほんとに人が住んでるのか?船着き場周辺も人が全然おらず、猫の方が多いくらいだ。言い方は良くないが寂れている。人がいなさ過ぎて不気味なくらいだが、この退廃的な雰囲気は好き。

  

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世紀末郵便局

 

 道を逸れて少し走るとすぐに富津公園なる公園に入った。どうやら岬の先端は公園の一部らしい。この公園は道が整備され、周辺が林に囲まれていてとても走りやすい。道もずっとまっすぐなので気持ちがいい。林を抜けると巨大な何かが海にせり出しているのが目に入った。なんだあれ。すげーでけー。

  

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なんじゃこりゃ

 

 どうやら展望台になっているらしく、「明治100年記念展望塔」というらしい。岬に展望台というのは珍しくないが、こんなに巨大なものは初めて見た。かっちょいい。写真撮っててすげー楽しい。登れるっぽいので、せっかくなので登ってみた。遠くから見るとピラミッドのように見えたが、2m四方くらいのスペースが互い違いに階段でつながれていて上まで行けるらしい。

  

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ワクワクする

 

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逆光かっこよすぎる

 登ってる途中写真撮るのもめちゃ楽しい。

 

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上に向かっていく動線たまらん

  

頂上まで登ると前には東京湾が、後ろにはさっき走ってきた岬が見渡せた。自分が走った場所見えるのはエモい。この日は霞がかかっていて遠くまで見渡せなかったが、天気がいいと東京湾の向こうに富士山が見えるらしい。千葉からも見える富士山おそるべし。

  

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振り返ると走ってきた道が

 

ここまで何も面白いものがなかったが、富津でチャラになるくらい楽しかった。巨大構造物はいいぞ。

  

【内陸も何もない】

 富津までで既に120kmほど走っていた。ほぼ平坦だったのであまり疲れていない、というわけではなく、工業地帯を走るトラックの大群に精神的にも体力的にも擦り減らされていたのですでに割とへとへとだった。ゴールの金谷まではまだ割とある…。しかしただ海沿いを走っても退屈なのは明白なので、せっかくだし内陸も少し走ってみることにした。

 

だんだん日も傾いてきて薄暗くなってきた。千葉の内陸は林が生い茂っており鬱蒼としていた。道沿いに建物は何もなく、あったとしてもラブホテルの廃墟ばかりだった。まじでラブホまみれだった。

 

一応ダムなども寄ったがそんなに大きいものでもなく、あまり見どころもないまま金谷に到着した。

 

【みんな大好きフェリー】

 金谷からは久里浜へのフェリーが出ていたので、これを利用して帰ることで東京湾制覇ということにしよう。つか東京湾フェリーに乗ってみたかったからこのルート走ったといっても過言ではない。

 

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フェリー好き

 

 フェリー出発まで少し時間を潰して、フェリーに搭乗した。フェリーだと輪行しないでそのままチャリ載せられるからいいよね(新歓合宿は例外)。

 

 生憎曇っていて夕焼けは見えなかった…。わざわざ夕焼け見るために時間調整したのに…。夕焼けをいずれリベンジすることを誓い、久里浜に到着した。

 

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フェリーから出るときのワクワク感

 

 ということで晴れて東京湾制覇を達成した。ぶっちゃけ工業地帯がだるすぎたので、今度千葉行くときはハナからフェリーで行くことになると思う。もうあんな場所二度と走りたくねえ。

 

 次回は伊豆半島